収納の間取り
投稿日:2017-09-15 10:15:29
家の間取りを考える上でどうしても切っても切り離せないのが、収納です。収納が使いづらければ、その家の魅力は半減すると言ってもいいでしょう。それくらい、収納の間取りは重要なのです。
たとえば、コートや帽子などは玄関に収納できるようになっていると、外でついた花粉やほこりを部屋の中に持ち込まずにすみます。冬場にしかつかわないブーツなどを収納できるシューズボックスもあれば便利ですね。
クローゼットやパントリーは、奥行きがあると収納力が高いように思えますが、実際にはある程度幅がないと帰ってもの取り出しづらくなります。生活動線にそって、邪魔にならない位置に配置することも重要になります。
リビングなどは雑然としがちですので、すぐにサッとしまえる位置に収納があったり、常に意識的に片づけるようにできる「見せる収納」タイプがおすすめです。
収納は多ければ多いほどいいというわけでもありません。使わない収納はスペースの無駄になってしまいます。一戸建てなら収納率は12~15%程度、マンションなら収納率は8%程度におさえて置くのが快適に暮らせる収納の間取りです。